古いタントを買う時のポイント
こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。
千葉県船橋市、津田沼駅前の中古車店アクシビイーの店長なかやまです。
軽自動車で不動の人気を誇る、ダイハツ タント。
当店でも入庫するとすぐに売れてしまう人気車種です。
人気の秘訣は、スタイルと車内の広さではないでしょうか。
そこで、当店でも扱いの多い初期型~2台目タントについて
購入時のポイントをお伝えしていきます。
タントは、平成15(2003)年から発売された、ダイハツのトールタイプワゴン車です。
現在も発売されており、現行は4代目になります。
当店では、リーズナブルで人気の高い初期型(L350S型)と、スライドドアが採用になった
2台目(L375S型)を多く取り扱っております。
初期型(L350S型) は、18年前の車ではありますが、スタイルも古臭くなく
Theタントという感じで、まだまだ人気です。
タントでは唯一スライドドアでないモデルで、当店のお客様でもスライドドアでないタントが
欲しいと指名買いされる方もいらっしゃるくらいです。
2台目(L375S型) は、左後部ドアにスライドドアを初採用したモデルで
爆発的な人気を博し、タントの人気を不動にしたモデルです。
左Bピラーレスで、前後ドアを開けると柱が無く、開放的な開口部が広がるため
荷物やお子様の乗り降りがしやすく、現在も大変人気です。
タントには大きく分けると、グレードはカスタム・ノーマル、エンジンはターボ・ノンターボに分けられます。
やはり人気はカスタムのターボ車が圧倒的に人気が高く、お値段も高めになります。
さて、ポイントとしては、エンジンです。
タント 初期型(L350S型) のエンジンは、EF型というエンジンです。このエンジンはタイミングベルトを使用しているので、交換履歴の確認は必須です。
走行距離10万キロ超えの場合はもちろんですが、補器類の劣化に注意が必要です。症状としては、カラカラ音が出てきたら要注意。ウォーターポンプの劣化が始まっているので、タイミングベルト交換と共に交換が必要でしょう。
エンジンオイル漏れもよくある症状です。主にタペットカバーからの漏れが多く、放置すると焼ける匂いとともに、発火の危険もありますので、対処が必要です。
2台目(L375S型) は、エンジンもKF型になり、タイミングチェーンに変更となったため、メンテナンス性は向上しました。
しかし、このエンジンはオイルメンテナンスがシビアなエンジンで、メンテナンスが悪く過走行になると、ピストンのリングスティック現象により、オイル消費が激しくなる傾向があります。
オイル残量の少ないエンジンや、吹けの悪いエンジン、白煙の出るエンジンは要注意です。
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